「価格設定が大切」

 「価格に見合った価値を提供できない」

 「価格に見合ったサービスを提供しないといけない」とあなたは頭を抱えているかもしれません。

 あなたが「価格に見合ったサービスを提供しないといけない」と思うことは良いことです。

 しかし、そのことばかりに囚われてしまうと結局、何もできなくなってしまいます。

 「え、売り上げが」とあなたは叫びたくなるかもしれません。

 売り上げよりも大切なことがあるんです。

 そんなことを分からずに、あなたがマーケッターをやっているのであれば、もう今すぐにマーケッターを辞めた方が良い。

 「いや、とっとと辞めろ」

 「誰もお前の当てずっぽなマーケティングに付き合ってられない」とクライアントは心の中で思っているかもしれません。

 「じゃあ、何が大切だと言うんだ」とあなたは思うかもしれません。

 あなたのような成功体験がまるっきりない人には、理解できないかもしれません。

 「どうして、そんなことが分かるんだ」とあなたはギクッとしながら、思うかもしれません。

 やはり、そうでしたか。

 あなたを見ていると、どうも胡散臭かったんです。

 仕方がないので、あなたでもマーケティングについて分かりやすく説明しているドラマを教えてあげます。

 「ドラマなんて娯楽だ」とあなたは笑い転げながら、思うかもしれません。

 どうぞ。

 あなたがそう思うのであれば、観なくて良いです。

 あなたが石原さとみ主演ドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」を観なくても、石原さとみは困りません。

 寧ろ、喜んでいるかもしれません。

 しかし、あなたがマーケティングについて幼稚園児でも分かるレベルで知りたい場合には、今すぐに観た方がいいです。

●突然、仮名子はスタッフに「シェフを呼びなさい」と命じます

 石原さとみが演じる黒須仮名子(以下仮名子)がオーナーをつとめているレストランは、見渡す限り、仮名子しかお客はいない状態が続いています。

 しかし、スタッフが「いや、オーナー以外にもお客様はいます」と言います。

 「あ、あの人か」とスタッフが顔を合わせて言います。

 続けて、スタッフは「あの人もかわいそうだよな。オーナーの話し相手になるために毎日来ているんだろう」と言います。

 しかし、仮名子はスタッフがそんなひそひそ話をしているのを気にせず、シェフが調理した料理をおいしそうに食べています。

 突然、仮名子はスタッフに「シェフを呼びなさい」と命じます。

 シェフはビビりながら、厨房から出て、仮名子のテーブルにつきます。

 仮名子はシェフに「ねえ、塩が弱いんだけど。美味しくないわけではない。パンチがないの」とシェフに強い口調で言います。

 シェフは「そうですか」と言います。

 仮名子はシェフのそんな態度に少しイラっとし、「シェフ、あのジレンマを話しちゃいなよ」と言います。

 シェフは、仮名子に目で「辞めて」と言います。

 仮名子は、仕方がなくシェフのお願いを受け入れました。

●店内に入ると女性客がたくさんいて、仮名子一行は凄い目で見られています

 スタッフはこのままでは、本当にレストラン経営がヤバイと感じ、ランチをするように、仮名子に詰め寄ります。

 しかし、仮名子はスタッフに「良いのよ。深夜その分営業しているんだから」と言います。

 そこで、仮名子のご機嫌を取るように、あるスタッフが「そうですよ。オーナーもそう言っているわけですから」と言います。

 仮名子は突然、スタッフに「競合店の偵察に行こう」と言います。

 偵察当日になり、シェフが仮名子に「我々が来たことがバレたら、態度が変わります。帰りましょう」と言います。

 それを聞いた仮名子はシェフに「あ、そう。あなただけ帰れば。でも、予約したから勿体ないから来な」と言います。

 店内に入ると女性客がたくさんいて、仮名子一行は凄い目で見られています。

 ひそひそ話で、「きっとお見合いの練習しに来ているんだわ。見て、あの歳でこんなのに参加している。可哀想だわ。お金に細かいのね。私、ああいう人、嫌い」と女性客が言っています。

 スタッフは、自由に料理を食べれると思っていました。

 しかし、仮名子が女王様になり、勝手にスタッフの分までオーダーし、しかもワインを注文する際に、自分自身がオーダーした料理のために飲みたいワインを注文することができないと分かると、オーダーしたスタッフがいけないと罵ります。

 スタッフは仮名子のことを「こいつ、オーナーでなかったら、許さねえ」と思っていました。

 そんな時、競合店のウエイターがやらかします。

 「お客様、丁度撮影するタイミングです」と言いながら、火を使ったデザートを調理しています。

 ウエイターが調子に乗り過ぎたのか、炎が思っていたよりも強く、ウエイターの顔付近まで来、ウエイターは「熱」と言い、炎を床に落としてしまいます。

 床に炎が点火します。

 そんな中、いつも仮名子のご機嫌を伺っていたスタッフが、ジャケットを脱ぎ、炎を秒速で消します。

 そんなスタッフの姿を見た仮名子は、スタッフを褒めちぎります。

 少しだけシェフも自信を取り戻したので、店を後にします。

●しかし、シェフは仮名子に「ペルソナの顔が見えないんです」と言います

 突然、店に予約の電話が入ります。

 「予算は1人5万円。すべてシェフに任せる」という予約でした。

 しかし、きゅうりだけはNGという話でした。

 シェフは「私には5万円の料理などできない。予算を下げて貰うか。断って下さい」と仮名子に切望します。

 仮名子はシェフに「何言っているの。良いのよ。あなたは好きなように高級食材を使い、残しても良い。あなたが5万円だと思う料理を提供すれば、お客様もそれで満足できるの」と優しく言います。

 仮名子に優しくされたシェフは天にも昇る思いになり、「ペンと紙を手に持ち、寝る間も惜しんで、コースを考えます。他のスタッフにダメ出しされても、再度、新しいコースを作ります」。

 しかし、シェフは仮名子に「ペルソナの顔が見えないんです」と言います。

 仮名子がシェフに「もう一度とお客様の要望を確認してみては」と言います。

 シェフは我にもすがる思いで、お客様の要望を再度確認し、「きゅうりが苦手」という要望である記憶がフラッシュバックされます。

 初めてシェフに優しい言葉をかけてくれたお客様であり、シェフの第1号のファンのことを思い出します。

 シェフはきっとこの人だと思い、その人のためにコースを作ることにします。

 この続きは、ドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」を観、確認して下さい。

(参考:ドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」公式サイト)